「カルテット」のことだったのかな?
何年か前。
坂元裕二さんに取材させていただいたことがあります。
その時、ずいぶん先までお仕事が決まっていること、また、「夢を叶えられずに大人になってしまった人たちの話も書きたい」という趣旨のお話をされていました。
もしかして、それが「カルテット」なのかな?
……と思いながら、しみじみとテレビを見るなど。
ふくろうドーナッツ、もとい、はらドーナッツをかじりながら。
来週で終わっちゃうとか、さみしくて死ぬかもしれない。
冤罪のレトルトカレー
レトルトカレーに罪はないのだけど。
家で食べるのにおかわりできない、納得できない、あの理不尽な感じはなんだろう?
一回こっきりだって、最初からわかってるじゃん。
なのに、もうちょっと食べたい、食べられない、肩すかしを食らったようなあの感じ。
やっぱり、家でカレーを食べるなら、なんとしても自作せねばならぬ(確信)。
あれから6年
震災から6年ですね。
あの時は帝劇にいて、2幕の中止が決まったあと、友人たちとペニンシュラホテルに避難させてもらいました。
広いバンケットルームが開放されて、大きなスクリーンでニュースが流されていて。
ホテルの方たちは、コーヒーや軽食を不足なくサービスしてくださり、椅子をつなげて仮眠をとり、順番に携帯を充電し……本当にお世話になりました。
あれから引っ越して、震災の時期を過ごした部屋にはもういないけれど、窓に目張りをしたり、水を集めたり、ぽぽぽぽーんだったり、いろいろなことが思い起こされます。
今、膝の上で眠る猫は、震災を知りません。
これからも、できればこわいことのないように……。
そう願うのみであります。
猫のキモチ
実家の隣のKさん宅から、申し訳なさそうに物言い(?)がついたという。
「あのぅ、お宅の猫ちゃんなんですが、うちに〝これどうぞ!〟ってネズミを持ってきてくださって……。お気持ちはありがたいんですが、その……」とのこと。
もう3回もギフトが届いたそうで、さすがにこれ以上は……って、そりゃそうでありましょう(^◇^;)
Kさんはうちの猫にも優しくしてくださるので、猫は「お世話になってるから」ってつもりのようですが、アカン(^◇^;)
よくお詫びして、もしまた連れてきたらすぐに対応に伺うことに。嗚呼。
そういえば、私が実家にいたときも、よく「これあげる!」ってモグラとか獲ってきてビックリしたなぁ……。
猫……。
いまさらのジブリ
すごーく遅ればせながら、初めてジブリ美術館に行ってきました。
井の頭公園を通って、散歩がてら向かうなど。
平日とはいえ混んでいて、カフェは1時間待ち。
ミニシアターでは、「たまご姫とパンだねくん」(?)的な短編アニメを見ました。
上映前、後ろに座っていた女子たちが、「ジブリ男子で誰がいちばん好きか」を話していて可愛かったです。
「ハウルはかっこいいけどダメ。メンタル弱いから引く」
「やっぱりアシタカが男らしくていいなー! 好き!」
「けどさ、いちばん人間ができてるのハクじゃない?」
「でもハクって川じゃん?」
ハクって川じゃんwww
身も蓋もない(^◇^;)
ちなみに私的には、1)ハク 、2)パズー 、3)アシタカ ですかね?
たんとが還った日
今日、3月7日は、昨年脱走した愛猫たんとの奪還記念日です。
昨年のこの時期は、本当に辛かった……。
2月の終わりの早朝、ゴミ出しのため玄関を開けると、いつの間にかたんとが足元にいて、そのままフッと出ていってしまい……。
追えば逃げるし、結局9日間、苦しい日が続きました。
眠れず、食べられず、楽しみにしていた舞台も諦め、ひたすら探して、探して。
自分もそうでしたが、猫を逃がしてしまった人は、むさぼるように経験談を読むのです。少しでも参考になることはないかと。
同じような方に読んでいただければと、このときのことは記事に書きましたので、もし今お困りの方がおられたら、ご覧いただけたらと思います。
猫探偵の塩谷さんは、本当にいい方でしたよ。
そうそう、夜にたんとを探し歩いていたとき、美しい猫に会ったのです。
その子は、今は空き家となっている家の縁の下にいて、のぞき込むと澄んだ目で見つめ返してきました。
はっとしてよく見ると、すでにこの世の子ではない様子……。
時が止まったように、きれいなままで木乃伊になっていたのです。
「お邪魔してごめんなさい。もしたんとを見かけたら、帰るように言ってね」。
思わず声をかけて、そっと立ち去りました。
たんとが無事だったのは、この子のおかげだったのかもしれません……。
西伊豆の休日
思い立って1泊2日で静岡に行ってきました。
今回訪れたのは西伊豆のあたり。
韮山反射炉は韮山反射炉然として強く揺るぎなく媚びない風情がいいですな。
反射炉を見下ろす丘には青々とした茶畑もあり、これがまた静岡力を感じさせるのでした。
宿は、土肥温泉に取りました。
この付近は最近、女性好みにリニューアルした旅館が多いようです。
私が泊まったのは客室が9つしかないこぢんまりした宿ですが、貸切にできる露天風呂が3つもあり、夕、夜、朝と場所を変えて楽しみました。
翌日は、恋人岬を見に行きました。
この恋人岬、結婚を前提としたカップルが訪れるにはいいですが、「なんとしても結婚にこぎつかたせる!」的な圧がハンパなく、おみやげも結婚がらみの品が多いのでした。
そんななか、ジェルキャンドルの制作体験ができるというので挑戦!
客は私ひとりでしたが、まぁいいのです。
で! 最初「1000円くらいかな?」と思っていたら、これはうっかりすると破産へと傾く案件なのでした。
まず、ベースとなるグラスを選びます(1500円~)。
次に、中に飾るガラス細工の人形を選びます(一体350円~)。
さらに、小技をきかせるパーツは100円~と、いい気になってぶっ込んでいくとすごい価格になるんですな。
結局、初心者らしく謙虚な仕上げとなりましたが、総額は2600円ほどでした。
テーマは楽しい牧場。
右側に埋まっているのは、ネッシーではなくキリンなのです(^◇^;)
もっと腕を磨いて、再挑戦したいですね……!
このあと、TOKIOが「鉄腕DASH!」でラーメン作りに使っていた〝田子のかつおぶし〟を買い求め、冨久家エマーユで予約しておいたイタリアンロールを受け取り、帰りの足柄PAでは静岡おでんを山ほど食べていきました。
今なら、おでん5本につき黒はんぺん1本サービス、なのです。
おいしかった!
私は静岡が好きです。
海も山もあるのに、決してドヤらずおだやか。
ひけらかさず静かにいいものをもってる感じ。
人もやさしくてあたりがよくて、品があって。
また遠からず、訪れたいと思います。
↑センスのなさが露呈されたジェルキャンドル(^◇^;)
↑冨久家エマーユのイタリアンロール。美味しい!
↑恋人岬の名物ネコ・たまちゃん!