「必殺! 思い出固め」

 アツアツの食べ物って、ハフハフするのが精一杯で、実はよく味わえていないもの。

 美味しさを読み解くように楽しめるのは、熱さが少しこなれてからです。

 ウッキウキの出来事も、本当に胸にしみるのは、きっと粗熱がとれてから。

 

 瞬間の喜びは揮発性だけれど、時をかけて固まれば、何度も繰り返し眺められるものになる。

 だから、「そんなささいなことで?」と人に笑われても、気にせずゆっくり思い出にいたしましょう。

 

※本日は、「なるほど! こうやってリア恋は生まれてしまうのか!」的な状況をかいま見ました也。