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アリスのウサギ(仮)に会う

 渋谷の書店で買い物をして店を出たとき、二十歳くらいの男の子に声を掛けられました。
  「すみません、時間ってわかりますか?」
 と、彼。

  「時間!?」
 もうすっかりスマホに時間を教えてもらうのに慣れていたので、一瞬面食らってしまった私。
 慌ててiPhoneを取り出して、時刻を読み上げました。
  「3時16分ですね」
  「3時16分!? ……やべっ! あ、ありがとうございました!」

 急いで駆け出した彼。
 スマホを忘れてきちゃったのかな?
 時間を気にして走る姿は、まるでアリスのウサギみたい。
 けっこう可愛い子だったし、追いかけて一緒に穴に落ちればよかったか?

 ……ぬぁ~んて! 

 臆面もなくオソロシイことを思った自分を反省っ!

 

 あ、買ったのは「別冊宝島 大人の少女マンガ手帖 オカルト・怪奇ロマン」という本です。
 読むのが楽しみ!